ヴェルサイユ宮殿*庭園
2009年 06月 10日
宮殿も大きかったですが、庭園はもっと巨大。なんでも100haの広さがあるそうで。
向こうを見たら地平線が見えそうです。
これは、ヴェルサイユ宮殿の目の前にある水庭。
すっごいいい天気で、水面がまぶしいくらいでした。
ヴェルサイユ宮殿を庭園側から見たところ。
周囲に対比する物がないので、大きさが分かりにくいですが、とにかく巨大。
よくこんな大きなものを作ったなと思います。
庭園内には大小2つの十字架状になった運河と数多くの噴水、花壇など。
噴水は巨大な庭園のあちこちに配置されてます。
←「ラトンヌの泉水と花壇」からみた景色。
とりあえず、ルイ14世おススメルートから回ってみました(しかし広すぎて途中で断念・・)。
宮殿から庭に向かって左手側の庭園。
刈り込まれた唐草模様が美しいです。
オランジュリーからその先の「スイス人の池」が見えます。
しかしスイス人の池ってなんだ?
←↓こんなかんじで水がでてない噴水がたくさん。
←は周囲の円柱状の所が噴水。
あとは銅像の所から噴水。
水が出てないので、ただのため池と銅像ですけどね。
庭園内はこんな3mを超える垣根が張り巡らされていて、まるで迷路。
この木立の後ろにスピーカーが隠されていて、静かにバロック調の音楽が流れてました。
で、行った日は日曜日だったのですが、夏の間(4~9月の土日祝)は噴水を利用した催しをしているときいてワクワク。その名も「大噴水祭」。300年前と変わらない噴水のからくりを使って、水を噴き上げるというもの。
これのために入場代も変わってるんですよ?普段無料の庭園がなんと7€に。
で、時間になると噴水が・・。
うわ~すご~い。
さっきまでただのため池と銅像だったのに、噴水に変身してます。
しかも一箇所だけでなく広大な庭園にあるすべての噴水が同時に出てます。
わ~色んな形の噴水があるよ。すご~。
でもなあ、ただ水がひたすら出てくるだけで代わり映えしないので、そのうち「わーすごー(棒」になってしまった。
音にあわせて威力が変わるとか、でずにー形式なショーを期待しすぎたせいでしょうか?
(6~9月の夜は音と花火のショーがあるらしい)
宮殿の方を見ると、遠くにうっすら同時に出ている噴水が確認できました。
たしかに300年前にこれだけの水量をつかって同時に噴水を動かすというのは信じられないくらいの財力がなければ出来ないわけで。
この庭園(というか噴水)や宮殿をみるだけでも王家が滅亡したのも分かります、浪費で。