第一日曜日は無料の日(8月)*ブランクーシのアトリエ
2009年 08月 04日
実際に使用していたアトリエはモンパルナスにあり、区画整理で取り壊される所を近代美術館にそのままの形で再現公開することを条件にアトリエと全作品を寄贈したというもの。
入ってみると、天井から自然光がサンサンと入ってきてて壁も真っ白だし非常に明るい。
アトリエ自体は大きく4つの部屋に分かれていて、それぞれに作品が多数。
←はアトリエ1。
アトリエと通路の間にはガラスが入っていて、その窓枠に作品番号と作品名が記載されていて、目の前の作品の名前とかが分かるようになってました。
代表作の『無限の柱』。
菱形のパターンを延々と積み重ねていくもので3本ありました。
『無限の柱』の手前にある、大きな石が横に立てかけてあるのはなんと『魚』!
ブランクーシのテーマは『飛翔』とか『無限』らしいですが、石や石膏、ブロンズなんかでそれを表現しようと模索していたのが分かるアトリエでした。
↑アトリエ3。
壁にズラッと工具類が並んでました。これだけ見ると、彫刻というより大工さん?
→アトリエ4。
4つのアトリエがまとまって中央に、その周囲を通路がある作りになっていて、あっという間に見きれる位こじんまりとしてます。
アトリエ1、2と3、4の間にある壁に、ブランクーシの製作過程や、ここにアトリエを移築する工程の写真と説明とかがありました。
[Atelier Brancusi]
14:00~18:00
pl George Pompidou 4e
ポンピドゥーセンター前にある広場を挟んで隣。
通常の国立近代美術館の入場料は共通になります。