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by remisara
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漫画 『大奥』6巻/よしながふみ

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大奥の6巻が出てました。

4巻から続いていた5代将軍綱吉の晩年から、6代将軍家宣の就任から妊娠出産と逝去まで。
相変わらず面白くて、ドンドン引き込まれます。
家宣が出てきて、ようやく1巻最初に繋がってる?




華やかな五代将軍としての綱吉の人生は、たった一人の娘松姫を亡くしたことで本当に変わってしまった。
3巻くらいの若い玉栄からは想像もつかないくらい、耄碌した桂昌院。
そんな父親に嫌われたくない一心で、内心は綱豊(家宣)を跡継ぎに思っててもできなかった綱吉。
すべてに絶望して死のうとした綱吉を止める右衛門佐。
「…生きるという事は 女と男という事は! ただ女の腹に種を付け、子孫を残し家の血を繋いでいく事ではありますまい!」 との言葉と自分の長年の思いをぶつける右衛門佐。
右衛門佐との一夜が明けて、跡継ぎを綱豊に決める。
追いすがる桂昌院の手を無視して打ちかけを脱ぎ捨てて、右衛門佐の元に行こうとした晴れ晴れとした表情の綱吉。
このシーンは本当に美しい。
意地を張り合ってようやくお互いの心に素直になったにも関わらず、次の場面で急死した右衛門佐。
もしきたときにすぐに側室になっていたら、もっと早くに素直になっていたらと思う。
綱吉の晩年は穏やかであり、死去の原因も御台ではなく吉保が手を下した設定。
「みんなが上様に恋しているのでござりまする」の言葉通り、美しく若い魅力的な綱吉をとりまく大奥の男達。忘れられた御台や、そして傍使用人の柳沢吉保の心情をものすごく表している。

その後六代将軍に就任した家宣は1巻のものすごい意地の悪そうなおばあちゃんから、ちょっと柔和に。
鷲鼻つり目で二重顎でお世辞にも「美しい」将軍ではないけど、政事は名君。
そしてそんな家宣の崇拝者でもあり一番の部下に間部詮房。
1巻で派手な打掛を作って吉宗に暇を告げられた間部だと読み返してようやく判明。
超美形でクールなくせに、なんかあったら鼻水だしながら泣くとか、敬愛する家宣を褒められたら子どものように喜ぶ間部。かわいすぎです。
そんな間部に拾われた美形の男、左京。どのくらい美形かというと、実の母がトチ狂って息子と子どもをもうけようと思うまでというレベル。出て行こうとする息子に「うらんでやる」という母親が本当に恐ろしい。
最初は拾われた間部の側室かもという淡い期待を持ちつつ、本当は主君の家宣の側室に。
無事に産まれた女児の千代姫。
やがて病弱だった家宣が死去。老けて見えたけど42歳だったんだ・・。
錯乱した間部が後追いしようとして、なんとか止めようとする左京。
物語は「江島生島事件」へと・・。
というところで終了。
同時に紀州の部屋住み三女の吉宗が藩主になるのも裏で進行。

次の巻で没日録を読んでいる吉宗までもどるのかな?
非常に続きが気になります。

大奥 第6巻 (ジェッツコミックス)

よしなが ふみ / 白泉社


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by remisara | 2010-09-03 01:07 | マンガ