お茶会(客側)
2008年 10月 12日
入り口のお花。薄がお月見っぽい。手前にジキタリスをあしらってます。
点心が出されるということでしたが、お昼が遅くお茶も頂いてきたのでお腹一杯。さすがに食べれそうにないので、お願いしてお弁当にしていただくことに。
待ち時間の間お庭の散策。お堂には重要文化財の阿弥陀如来が収められており、見せていただきました。優しいお顔の綺麗な如来様でした。
お堂の横の紅葉はもうすぐしたら真っ赤になって綺麗だろうな~。
伊藤博文が移築したという茶室。六松庵という名前で趣きがあって素敵です。小間と7畳間(かな?)があって、人数が多いので広い方。
茶室の中。明かりが行灯しかないのでかなーり暗かったです。ここに8人は少し狭かった。お辞儀のとき頭ぶつかるかと思ったもん。
今回の茶会は非常におもしろかったです。お道具類も変わっていて、中国風になってました。茶碗は正客が耀変天目茶碗で、他に景徳鎮(薄くて軽すぎ!)や唐三彩など。茶入れは乾隆被せ硝子、お菓子も月見団子以外に蓮の実がでました。茶道としてのお道具ではなく、見立て道具が多く使われていて、こんなのを使っても良いんだ~と楽しかったです。
掛け軸は『山川異域 風月同天』と書かれてます。
小間の方は他のお客が入っており見れず。どういったしつらえか見たかったな。
お弁当にしてもらった点心。夕飯に頂きました。非常に手が込んでておいしかった~。胡麻ではなく落花生豆腐であったり蓬麩も揚げ煮になってたり。手前は、点心担当の方が可愛いイラストを描いてくださった点心内容。心残りは、マツタケと柚子のお吸い物がのみたかったな~。