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by remisara
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5/9 『Un Bal Masque』*パリオペラ座・バスティーユ

c0162882_7434516.jpg今日は、パリではじめてオペラ鑑賞に行ってきました。演目は『仮面舞踏会』。といっても先シーズン浅田真央ちゃんがフリーで踊ってた曲じゃなく、ヴェルディです。
たまにはオペラもいいもんだ。たまたまチケットを譲ってもらえてラッキーでした。

しかしいつもの癖で、うっかりガルニエに行きそうに。
今日はバスティーユなんだよ~!

全3幕6場、1,2幕が1時間半、休憩30分、3幕55分の計2時間55分!
席が2階の上手ブロック中央寄り(T-10-24)の見やすいお席でした。

↓本日のキャスト
Riccardo /Ramon Vargas
Renato /Ludovic Tézier
Amelia /Angela Brown
Ulrica /Elena Manistina
Oscar /Anna Christy
Silvano /Etienne Dupuis
Sam Michail /Schelomianski
Tom /Scott Wilde





詳しいあらすじはwikiにありました。

舞台の真上中央にモニタ-が設置されてて、イタリア語上演でフランス語同時字幕つき。
やっぱりオペラはイタリア語がいいんやなあ。

前奏曲が始まった瞬間、音の響きのよさにうっとり・・。
最初のフルート出だしmpから劇場全体に響く音響の良さ。
音響考えて設計されてるからあたりまえだけど。

結論からいうと、
良かった点として、オケが最高によかった。どっかのガルニエのオケの金管(特にトのつく楽器!)とは比べ物にならないくらい。
歌手はレナート役のバリトンが一番よかった。

反対に不満な点として、セットと衣装が・・。前衛的すぎ?好みじゃないなあ。もうちょっとお金かけて欲しいです。フランス人はこれで納得してるの?
アメリアの衣装なんかヒロインやねんからもうちょっとがんばって欲しいよ。地味すぎて普通のおばちゃんにしか見えません。
バスティーユのオペラはどれもセットこんなかんじだけど、『アイーダ』とかするときもこれだったら盛り上がらないんじゃ・・?


↓以下はあらすじと各ツッコミ。
・第一幕、第一場
前奏曲が終わって幕が上がると、黒の床に白の半円形になってる会議場?中央にでっかい鷲の彫刻があり真下に議長席?見たいな感じ。セット地味です・・。

会議場でリッカルドの反対派が恨みをささやいている。そこへリッカルド登場。小姓のオスカルが今度の仮面舞踏会の招待客リストを渡して密かに思いを寄せている部下レナートの妻、アメリアの名を見つけ密かに喜ぶ。
「恍惚とした喜びの中で」がはじまるけど、恰幅がよくて声に張りがあってかなりいいテノールです。ブラボー連発されてました。

側近たちの退場と入れ代わりに、レナート登場。「反対派の不穏な動きが心配です」と述べ、「あなたの幸福に忠誠を誓います」と歌う。こんないい部下の奥さんに横恋慕するなんて、リッカルドなんて奴だ。
この人、ギリギリに配役が決まったけど、一番キャストの中でうまかった。リッカルドよりブラボーも拍手も多かったし。

そこに判事が登場し、占い師の黒人女の逮捕及び処刑を決める書類への署名をリッカルドに求める。しかし、オスカルはアリア「輝く星を見てください」を歌う。声は綺麗やねんけど、ちょっと声量不足?奥まで響いてこないのが難点。
彼女の予言が見事なことを告げて弁護するので、その女占い師に興味を持ったリッカルドは、レナートの忠告を無視して、自分が漁師に変装してその占い師の所へ行くことを提案する。そして再び側近たちを迎え入れ、皆で変装して3時に占い師の館で落ち合おうことを歌う。当然反対派たちはそこでうまくすれば・・とあらぬたくらみを歌う。

・第二場
幕が上がると煙がもうもうと立ち込めてます。くしゃみしそう・・。

ウリルカの家?三匹の巨大な大蛇が向かい合ったセットが中央に配置。
小さい焚き火が8個並んでたけどあれは本物か?
なにやら怪しげな雰囲気。
白のターバンに湯上りバスタオルのようなハマムルックで信者の女性達は白、ウリルカのみ赤。
ウルリカのアリア「地獄の王よ」は迫力があってよかったです。

そこへ漁師に扮したリッカルドが入ってくる。彼はしばらく占い客に紛れて見物と決め込む。そこへ水兵のシルヴァーノが自分の運勢を見てもらうと、ウルリカは「すぐに金と名誉が得られるだろう」と告げる。それを聞いていたリッカルドは紙に任官の辞令を書き、金といっしょにシルヴァーノのポケットに入れる。それに気がついたシルヴァーノは大喜び。人々はウルリカの予言の確かさを讃える。

そこへアメリアの召使いが登場。アメリアが来て占いを頼んでいることを伝えるので、ウルリカは人払いをしアメリアを招き入れる。リッカルドは物陰で見守ることにする。入ってきたアメリアは「してなならぬ恋をあきらめる方法はないものか」とウルリカに聞く。「真夜中に絞首台のある不気味な場所に赴き、魔法の草を摘むことです」と言う。リッカルドは彼女も自分に対する愛に悩んでいたことを喜ぶとともに、密かにその場所に同行することを誓う。一方アメリアはあまりの恐ろしさに神へ祈り、その場を立ち去る。

それにしてもアメリア役のソプラノ、声は綺麗やねんけど顔がメスゴ○ラそっくりで、なんでリッカルドが思いをよせるか分からない・・。なので双眼鏡で彼女を見るのは禁止してました。歌も伝わってくるものがない・・。しかも衣装が寡婦でもないのに真っ黒。をいをい。

リッカルドの側近たち、サミュエル、トム、オスカルらが変装して登場。リッカルドは漁師らしく「次の航海は無事だろうか」と船歌を歌い、ウルリカに手を見せて運勢を尋ねる。ウルリカは「人々の上に立つ高貴のお手だ」と図らずもレナートの正体を言い当てるが、なぜかその後は言葉を濁す。しかし、人々のたっての望みに「しかし、この男は今日これから最初に握手する者に殺されるだろう」と不吉な予言をする。
そこへ遅れてやってきたレナートがリッカルドの無事を見て、思わず握手する。リッカルドは一番の親友であり腹心のレナートが自分を殺すはずがないと安心する。そこへ、リッカルドがここにいることを知ったシルヴァーノたちが戻ってきて、皆で彼を讃える合唱を歌う。

・第二幕
荒地の設定。中央に巨大な鳥居が配置。上からロープが垂れ下がってるだけのセット。おいおい・・。

黒いヴェールで顔を隠したアメリアが登場。アリア「あの草を摘んで恋を忘れたい」と悩みを歌う。そこへ、レナート登場。アメリアに恋心を打ち明ける。こばむアメリアだったがしだいに彼への思いを語る。
二重唱「ああ、何と心地よいときめきがはじまるけど、あんまりラブな空気感がなくて残念・・。

そこにリッカルドの安否を気遣って探しに来たレナートが登場。反対派の者たちがこのあたりに来ていることを知らせ、別の安全な道から帰ることを勧める。ここでのリッカルド、レナート、アメリアの三重奏は見事でした。

リッカルドはヴェールをかけた婦人を無事町外れまで送ってくれるようレナートに頼んで去る。自分の奥さんと気づかないレナートはどうかしてるとしか思えません。
そこへサミュエルとトムら反対派が登場。リッカルドを逃がした腹いせに、不審な女性の正体を見せろと迫る。もはやこれまでと観念したアメリアはヴェールをとってこの場をおさめようとする。反対派は「自分の妻がリッカルドに寝取られた」とレナートを揶揄嘲笑する。レナートはあまりの出来事にうろたえるが、何故かサミュエルとトムに「自分の屋敷に来るように」と伝える。

・第三幕 
レナートの屋敷。中央に半円状の長いソファー。真ん中にリッカルドの等身大彫刻。

レナートが妻の不倫をなじり、アメリアに死を命じる。アメリアは身の潔白を弁明しするが、レナートは聞き入れないので、「死ぬ前に一度息子に会わせてほしい」とアリア「私の最後の願い」を歌って懇願。
それを許し妻を退出させた後、レナートは壁のリッカルドの彫刻を見ながら、アリア「貴様こそこの心を汚すもの」と憤怒のたけを述べる。

サミュエルとトムが登場。レナートは彼らと共にリッカルドへの復讐を誓う。リッカルドを暗殺する役を決めるため、くじを引くことにするがその役目をレナートはアメリアにさせる。アメリアはレナートと書いた紙を引き当てる。喜ぶレナートと悲嘆にくれるアメリア。彼女は密かにこの計画をリッカルドに伝える決意をする。そこへ小姓オスカルが登場。リッカルド主催の仮面舞踏会の出席状を持ってくる。


・第二場
リッカルドの屋敷

リッカルドはアメリアのことがレナートに知れたことも、レナート邸で起こっていることも全く知らない。彼はアメリアとのことをあきらめることを思い、二人をイギリス本国に帰すことを決意する。しかし、オスカルにアメリアの舞踏会への出席を聞かされた彼はあきらめきれない気持ちを歌う。

・第三場
舞踏会。両サイドにランプを乗せた柱がズラーと。あんまり派手ではない舞踏会・・。
みんな黒と白の配色だけの衣装。中央の派手なストライプや水玉のドレスはダンサー。周囲は黒だけのドレスの歌手。オスカルのみ白の上下にオレンジのベスト、赤の蝶ネクタイ。

多くの参加者で盛り上がっている。オスカルに変装を見破られてしまったレナートは、「リッカルドはどんな服を着ているか」と尋ねる。オスカルは「どんな衣装か知りたい?」とはぐらかすが、「黒のマントとばらをつけている」と答える。
リッカルドにアメリアが近づく、アメリア舞踏会なのに地味な黒のドレスです。1~2幕と襟ぐりが違うくらいです。他の人の衣装の方が綺麗で派手だと思うんですけどね。
彼女は彼に暗殺者に気をつけてという。リッカルドは「あなたを愛しているが、レナートとともにイギリスに赴任するように」と言って別れようとした時、レナートが近寄りリッカルドを刺す。リッカルドは虫の息でアメリアの潔白、暗殺者の特赦、そしてレナートの辞令を取り出して皆を許すと言って「もしも、私が永遠に」を歌って息絶える。人々はなんとのろわしい夜と合唱。

リッカルド役が前半に比べて後半失速した感じがしてた。声が非常によかっただけに残念。
レナート、オスカル、ウリルカが健闘してました。
アメリア役はう~ん、好みじゃない・・。主に顔が・・。
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by remisara | 2009-05-10 07:42 | 舞台鑑賞