映画『最強のふたり』
2012年 10月 15日
最寄りも映画館なかなかしなかったので、やきもき。
しかも期間短かったので、久々に夜勤明けで・・。
あらすじ→パラグライダーの事故で首から下が麻痺してしまった富豪の男フィリップと、介護役として男に雇われた刑務所を出たばかりの黒人青年ドリスの交流を、笑いと涙を交えて描く実話がもとのドラマ。まったく共通点のない2人は衝突しあいながらも、やがて互いを受け入れ、友情を育んでいく・・。
先に見ていた友人が絶賛。
全身麻痺になり、それを介護する側とされる側という状況にも関わらず、介護者に選ばれたドリスが破天荒で普通の介護なれした人と違う対応ということでかなり面白い。
その普通の対応(たとえば腕も動かないのにタバコとか電話さしだしたり、麻痺をネタにしたり)がフィリップには新鮮でうれしかったんだろうなと思う。周囲の人の過剰な哀れみとかがない分。
またドリス役の人の目が澄んでてすごくいいんだよな。フィリップによって、上級な絵画や音楽の世界をのぞくとそれを素直に吸収して自分のものにしたり。スラムではなく、普通の家庭で育ったのであったらドリスはもっと違う人生だったのではないかなあと思わせる。
笑いもあり、最後に本物の今の二人の姿もでてきて、観た後にジーンとしました。
こんな映画は久々。
観に行ってよかった。